他人事には思えないから、入院準備を。
柏駅の電車内出産。
他人事ではないんですよね。
出産には至らないにしても、
破水や出血、陣痛はあり得てしまうわけで。
それでも、無事産まれて、泣き声もあげられて本当によかった。
批難の声もあるのは悲しいことではあるけれど、それぞれの立場があるから仕方ないと割り切りたいところだけれど。
ただ、母親を責める息苦しいこの国の空気にもつながっているように思うのです。
とはいえ、知られていないことも実際多いと思うし、自分がいざ妊娠するまで知らなかったことだらけですし。
知らないことを指摘するのはフェアじゃないなあというのが正直なところ。
例えば、妊婦健診は自由診療扱い、健康保険使えない。
血液検査なんか諭吉が飛んでくこともある。
最近の妊婦は、美容目的で太らないようにしてるわけじゃない。
数年前より緩くなったとはいえ、病院によっては今でも8〜10kg増以内にとどめるよう指導される。
産道に脂肪がつくと難産になるし、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の予防のため。
経過が順調ならば、陣痛来るまで入院できない。
陣痛も10分間隔切るまでは待機。
出産まで時間がかかると判断されたら帰宅させられる。
病院までの交通手段は、
自分で車運転は危ないからと止められるし、
普通にタクシー呼んで断られることもある。
陣痛タクシーは限られた地域のみ。
23区内は複数社あるけれど、田舎は1社でも見つかればありがたい。
それでもよっぽどの緊急事態でもないかぎり救急車は使えない。
他にもたぶん色々あると思いますが。
臨月まであと1週間。
いつ始まるかわからない陣痛に備えて。
入院準備はしっかりと。